TikTok運用代行のレポートでは、再生数だけでなく、投稿した内容と次の改善案を確認します。集計期間や広告の有無が違うと、数字をそのまま比べることはできません。
この記事では、毎月のレポートで確認する項目と、担当者に質問する内容を説明します。打ち合わせでは、次に作る動画、担当者、締切まで決めましょう。
最初に知っておきたい用語
- 毎月のレポート:1か月の投稿や反応をまとめた報告書です。
- 平均視聴時間:動画が平均して何秒見られたかを表す数字です。
- 中央値:数字を小さい順に並べたとき、真ん中にくる値です。極端に大きい数字の影響を受けにくい数字です。
最初に、期間と含まれる数字を確認する
今月公開した動画だけか、過去投稿の再生も含むか。通常投稿だけか、広告で配信した数字も含むか。ここが違うと、先月から増えた理由を判断しにくくなります。
集計日、投稿の公開後の期間、データの取得元を確認します。広告は費用と配信期間を別に見ます。まだ公開から日が浅い動画は、そのことが分かる表示にしてください。アカウント全体の増減と、一本ごとの反応は分けて読みます。
投稿ごとに、何をどう紹介した動画か分かる表があるか
動画URLと数字だけでは、後から企画の違いを思い出せません。テーマ、最初に見せた場面、答えた質問、リンク先のページを並べると、次の動画で何を変えるかを決めやすくなります。
| レポートで確認すること | 代行会社に聞く質問 |
|---|---|
| 企画 | 誰に何を伝える動画でしたか? |
| 冒頭の映像 | 最初に何を見せましたか? |
| 視聴データ | どこまで見られ、どの場面で見るのをやめられましたか? |
| コメント | 商品について、どんな質問が来ましたか? |
| リンク先 | 紹介した商品や料金を、どのページで確認できますか? |
| 翌月の企画 | 次の動画で、何を追加・修正しますか? |
取れないデータは「未取得」と書きます。空欄を推測で埋めたり、取得できない数字を成果として示したりしないようにします。
投稿ごとの結果と改善案を確認する
次は読み方を示す架空の毎月のレポートです。4本とも広告利用なし、公開7日後の再生でそろえたとします。質問は、商品に関係する内容だけを数えた例です。
| 動画の企画 | 反応と次に作る内容の例 |
|---|---|
| コーヒー豆の開封 | 3,000再生、容量の質問2件。内容量と届く物を見せます。 |
| 2種類の選び方 | 4,000再生、味の質問8件。同じ淹れ方で味の違いを説明します。 |
| 自宅での淹れ方 | 5,000再生、道具の質問5件。使った道具と手順を紹介します。 |
| 店員の楽しいやり取り | 48,000再生、商品への質問0件。商品を知ってもらう動画も組み合わせます。 |
合計は60,000回、平均は15,000回です。数字を小さい順に並べると3,000、4,000、5,000、48,000です。真ん中の4,000と5,000の平均が、この例の中央値4,500回になります。「平均15,000回だから普段の投稿が好調」とは言えません。1本だけ多く見られたのか、ほかの投稿も見られているのかを確認します。この例は4本しかないため、中央値だけで運用全体の良し悪しを決めることもできません。
商品販売が目的なら、種類を選ぶ投稿の質問を読む価値があります。ただし、質問8件を注文8件と扱いません。サイト側の記録と受注を別に見て、見つからない情報があればリンク先のページも直します。
次の動画で撮るものを決める
- 届いた質問:「2種類の味はどう違う?」という質問が8件ありました。
- 次に作る動画:同じ淹れ方で2種類を用意し、商品担当者が味の違いを説明します。
- 撮影前の準備:豆、道具、説明文を商品担当者に確認してもらいます。
- 投稿後に見ること:味や選び方への質問と、商品ページの閲覧・注文を確認します。
打ち合わせでは、改善する動画、撮る映像、担当者、締切を決めます。再生数だけの報告で終わらせず、次にどんな動画を作るかまで確認しましょう。
数字の変化と、考えられる理由を分けて読む
再生が減ったからといって、冒頭が原因だと断定できるとは限りません。投稿のテーマ、時期、配信された人、素材などが違います。レポートでは、確認できた事実と、次に検証したい考えを分けます。
たとえば「今回の動画は本題に入るまで長い。次は実演から始める」と書けば、どこを変えるか分かります。「アルゴリズムが悪い」「バズる構成にする」だけでは、具体的な作業が見えません。改善案には、最初に見せる映像とセリフも書いてもらいます。
通常投稿では、見る人や投稿時期を完全に同じにはできません。1本の結果だけで成功の理由を決めず、似たテーマの複数の動画を比べます。
問い合わせ内容と、サイトの問題を確認する
サイトへ来ているのに問い合わせが少ない場合、動画ではなくサービスの説明やフォームに問題があるかもしれません。動画で紹介した商品が見つからない、料金が分からないなど、実際のページを確認します。
問い合わせ数を見る場合は、内容も分けます。商品購入前の相談、既存のお客様の問い合わせ、採用、営業などをまとめて「新規の成果」にしないようにします。動画の影響を直接確認できない相談は、そのことも残してください。
毎月の打ち合わせで決める4つのこと
- 続ける企画:どの商品・質問を扱い続けるか
- 変える部分:冒頭、実演、字幕、リンク先のページのどこを直すか
- 必要な素材:次回、何を撮り足すか
- 担当と期限:誰が情報を出し、確認するか
この四つが残れば、レポートが次の月の制作計画に使えます。「分析します」で終わる場合は、次の動画の具体案と、会社側が準備するものを確認してください。数字の説明に時間を使い切らず、翌月に撮影・編集する内容を決める時間を残します。
FUJIXIAにレポートの確認と動画の改善を相談する
FUJIXIAでは、自社の商品や仕事が伝わる発信を継続できるよう、企画・制作と公開後の反応を整理します。会社側に何を確認してもらうか、次にどの素材を撮るかまで相談できます。
TikTok運用の相談フォームから、現在のレポートで分からない項目と、改善したいことをお知らせください。結果を確認し、次に作る動画のテーマと日程を決めます。
この記事に関するご相談
制作や集客について、お気軽にご相談ください。内容を確認し、担当者よりご連絡します。
