企業のTikTokで投稿内容に困ったら、お客様からよく聞かれる質問を集めてみましょう。同じ商品でも、選び方、使い方、購入前の注意点を分けると、別の動画を作れます。
この記事では、問い合わせやコメントから動画のテーマを考える方法を説明します。コスメ販売の例を使い、質問の整理、まとめ撮り、翌月の投稿内容の決め方を紹介します。
最初に知っておきたい用語
- シリーズ:「サイズ比較」「使い方」など、同じテーマで続ける動画のまとまりです。
- 素材:編集に使う撮影動画、写真、音声などです。
- まとめ撮り:複数の動画に使う映像を、同じ撮影日にまとめて撮ることです。
まず、よくある質問を三つの種類へ分ける
購入前なら「どれを選ぶか」、利用する前なら「どう使うか」、購入後なら「どう手入れするか」。お客様の質問を、このように分けてみます。営業や接客、問い合わせ対応をしている人へ聞くと、担当者だけでは思い付かないテーマが見つかります。
流行の話題を使う場合も、会社が伝えたい商品や疑問へつながるかを確認します。商品の選び方や使い方など、続けて説明できるテーマを選びましょう。
前の動画で答えていない質問を探す
ネタを足す前に、公開済みの動画で、それぞれ何を説明したかを整理します。商品名だけでなく、一本の動画で答えた質問とその回答を並べると、同じ紹介の言い換えを減らせます。
次はコスメ販売の企画を管理する例です。公開済みかどうかは、自社の投稿を確認して記録します。
| お客様の質問 | 動画の企画と撮る場面 |
|---|---|
| リップの3色はどう違う? | 同じ光で3色を見せ、色名が分かる商品一覧へ案内します。 |
| リップはどのくらい塗る? | 同じ商品を量を変えて塗り、使用方法も紹介します。 |
| このブラシはどこに使う? | 形と使う手元を見せ、用途を説明します。 |
| ブラシはどう手入れする? | メーカーが案内する手入れ方法を実演します。 |
「使いやすさ紹介」と「便利なポイント紹介」が同じ映像と説明になるなら、別の企画として数えません。新たに説明する情報があれば、元の企画を更新して撮り直します。新しい情報がなければ、次は別の質問に答える動画を考えます。反対に、色比較と手入れは同じ商品でも答える疑問が違うため、別の動画にできます。
企画ごとに「何を撮るか」「誰が準備するか」「いつまでに用意するか」をメモします。撮影できるかと、商品担当が回答できるかが確認できた企画から制作へ進めます。シリーズを増やすより、未回答の疑問を見つける表として使ってください。
動画1本につき、答える質問を1つ決める
「商品紹介シリーズ」だけでは内容が広すぎます。「サイズを比べる」「組み立ての一工程」「お客様の質問」のように、見れば何が分かるかを決めます。投稿する動画のタイトルは、具体的な疑問を入れましょう。
たとえば「リップ紹介・第3回」では何を説明するか分かりません。「リップの3色はどう違う?」と書けば、初めて見る人にも内容が伝わります。前の回を見ないと分からない説明を減らし、一本ずつ理解できる構成にします。
商品名を変えただけで、セリフも実演も同じなら、違いが伝わりません。「今回は3色の違い」「次は一度塗りと重ね塗りの違い」のように、同じ商品でも別の質問に答える動画を作れます。
一つの撮影で、シリーズ用の素材をまとめて残す
商品全体、使う手元、細部、比較に使う別の商品や荷物、使用後の状態を撮ります。映像のファイル名には商品名と撮影した場面を書き、使う予定の動画を一覧にします。編集した完成動画だけを残すと、次の質問へ答える動画を作りにくくなります。
毎回同じ構成を使う部分は、見本として残せます。最初に質問、次に実演、最後に条件と確認先。ただし、映像に合わないセリフを無理に当てはめず、その商品の違いを説明してください。字幕のデザインをそろえることと、内容を同じにすることは別です。
コメントの質問を、次の動画のテーマにする
「一度塗りと重ね塗りでは、色はどう変わる?」と聞かれたら、同じリップを使った次の企画にできます。商品名、色名、塗る回数、撮影時の照明を決め、実際の仕上がりを見せます。
| 準備すること | 「リップを重ね塗りするとどう見える?」の例 |
|---|---|
| 商品と色名 | 撮影するリップの商品名と色名を確認する。 |
| 撮影する場面 | 同じ照明で、一度塗りと重ね塗りの仕上がりを撮る。 |
| 確認する人 | 商品担当者に、実演と説明を確認してもらう。 |
| リンク先のページ | リップの色名と使用方法を確認できる商品ページ。 |
個人の名前や注文内容は外し、他のお客様にも役立つ疑問として扱います。同じ質問が何度も来るなら、次の投稿だけでなく商品ページやプロフィールの説明も直せます。
一か月後は、続けるシリーズを選び直す
各シリーズについて、撮影しやすかったか、商品への質問があったか、説明が足りなかった部分は何かを確認します。再生数だけで順位を付けず、商品を選ぶための質問が届いたか、商品ページが見られたかと、社内の制作負担も確認します。
反応が薄い場合は、シリーズをすぐ増やす前に、疑問が広すぎないか、実演が分かりにくくないかを見直します。月ごとの予定と分担は、別途計画表にまとめておくと、企画ができても撮影されない状態を減らせます。
よくある質問をまとめ、毎月の投稿内容を決める
FUJIXIAでは、商品とお客様の質問から、続けて作れるシリーズを考えます。商品の選び方や使い方を説明する動画を、自社のアカウントで続けて投稿する方法を相談できます。
お問い合わせフォームから、商品一覧と、今よく聞かれる質問をお知らせください。最初に撮る企画と、次の月にも使える素材を整理します。
この記事に関するご相談
制作や集客について、お気軽にご相談ください。内容を確認し、担当者よりご連絡します。
