TikTokの商品紹介では、動画の最初に、何を見せるかを伝えます。商品の使い方、サイズの違い、よくある質問など、動画の内容が分かる映像と言葉を選びましょう。
この記事では、商品・サービスの動画を始める10の例を紹介します。最初に出した質問には、動画の中で実物や説明を使って答えます。
最初に知っておきたい用語
- 冒頭(フック):動画の最初に、何の話かを伝えて興味を持ってもらう場面です。
- 実演:商品を実際に使って、その様子を見せることです。
- 本編:冒頭に続く、主な説明の部分です。
冒頭は「誰に、何を見せる動画か」が分かる場面にする
たとえば同じ収納箱でも、一人暮らしの人は置ける場所を、子どものいる家庭は玩具の片付けやすさを気にします。「便利な収納箱です」だけでは、誰にどんな使い方を紹介する動画か分かりません。「幅30センチの棚に入るか、試します」なら、置き場所に困っている人に内容が伝わります。
セリフを決める前に、動画で答える疑問を一つ書いてください。サイズ、使い方、違い、仕事の内容。答えを実物で説明できる質問を選ぶと、最初に撮る映像も決めやすくなります。
商品・サービスの動画で使える10の始め方
以下は撮影を考えるための例です。自社の商品、確認できる事実、お客様の質問に合わせて置き換えてください。
| 始め方 | 映像とセリフの例 |
|---|---|
| 1. 完成形から | 片付いた棚を見せ、「箱を替えるとこう収まります」 |
| 2. 比較から | 大小のバッグを並べ、「通勤の荷物は、どちらに収まる?」 |
| 3. 質問から | 容器を見せ、「食洗機で洗えますか?」 |
| 4. 実演から | ふたを開ける手元を見せ、「片手で開けられるか、試します」 |
| 5. 使う場所から | 玄関に置いた棚を見せ、「この幅に置けるサイズです」 |
| 6. 開封から | 箱を開け、「届くのは、この3点です」 |
| 7. 手順から | 部品を並べ、「取り付けは、この順番で進めます」 |
| 8. 選ぶ条件から | 2種類の素材を見せ、「雨の日にも使うなら、素材を確認してください」 |
| 9. 細部から | 裏面を撮り、「裏側には、滑り止めが付いています」 |
| 10. 仕事から | 測定する手元を撮り、「入社して最初に覚えるのは、この測り方です」 |
比較の動画なら、並べた二つの違いをその後で説明します。質問の動画なら、答えを早めに伝え、使う条件や注意点を補足します。冒頭で見せたものと本編の説明がつながっていることが大切です。
最初の説明と、動画の内容を一致させる
「知らないと損」「衝撃の結果」といった言葉は目立ちます。ただ、その後に普通の商品説明が続くと、期待した内容とのずれが生まれます。商品を使った結果や比較条件を先に決め、それに合う言葉を選びましょう。
たとえば「絶対に漏れない容器」よりも、「ふたを閉め、常温の水を入れて傾けてみます」の方が、何を確認したのかが分かります。映像で示した条件を超えて、性能を言い切らないようにします。実験が商品の想定用途に合うかも、撮影前に確認してください。
冒頭を二通り作るなら、本編の答えまで書く
コーヒー豆を紹介する動画なら、「どちらを選べばよい?」という質問から始める方法と、2種類を淹れた場面から始める方法があります。撮影前に、本編で説明する違いと根拠をそろえます。
| コーヒー動画の始め方 | 本編までの流れ |
|---|---|
| 質問から始める | 2種類を並べ、「どう選べばよい?」と質問。担当者が確認した味や焙煎の違いを説明し、商品一覧へ案内する。 |
| 実演から始める | 同じ道具で淹れ、「同じ淹れ方で比べます」と説明。豆の量と淹れ方を示し、使った豆のページへ案内する。 |
味の説明は担当者が確認した内容にし、「必ずおいしくなる」といった結果を約束しません。比較条件を撮影メモに残し、映像がセリフと一致することを確認します。
公開後は、どちらに種類の選び方や淹れ方の質問が来たかも見ます。見る人や公開した時期が違うため、再生数の差だけでどちらの始め方が良いとは決められません。何を変えたかを残し、同じ疑問を扱う複数の投稿で確かめます。
公開後は、冒頭だけで原因を決めつけない
視聴の途中で離れる人が多くても、原因が冒頭とは限りません。セリフと映像が合っていない、答えが遅い、字幕が商品を隠している、といった問題も考えられます。確認できる視聴データと実際の動画を並べて見てください。
次の投稿では、最初の映像かセリフのどちらかを変えると、改善の内容を振り返りやすくなります。ただし通常投稿は配信先や時期が異なるため、二本の再生数だけで厳密な比較はできません。似たテーマを数本続け、商品についての質問やプロフィールの閲覧も合わせて見ます。
自社の商品で「最初に見せる場面」を決めたいときは
FUJIXIAでは、商品やサービスへの質問から企画と台本を考え、撮影・編集まで相談できます。商品のサイズや使い方など、お客様が購入前に確かめたいことを選び、実物を使って説明する構成を作ります。
紹介したい商品と、今の動画で伝わりにくいと感じている点を、TikTok・SNS運用の相談フォームでお聞かせください。冒頭から本編まで、説明がつながる動画を一緒に考えます。
この記事に関するご相談
制作や集客について、お気軽にご相談ください。内容を確認し、担当者よりご連絡します。
