TikTokの字幕は、文字が小さい、すぐ消える、アプリのボタンに隠れるといった理由で読みにくくなることがあります。編集画面だけでなく、スマホで実際に再生して確認しましょう。
この記事では、字幕を読みやすくする7つの確認項目を紹介します。編集する人に「何秒の、どの文字を、どう直すか」を伝える修正指示の例も説明します。
最初に知っておきたい用語
- 字幕(テロップ):話す内容や補足を、動画に重ねて表示する文字です。
- 書き出し:編集した動画を、投稿できる形式の動画ファイルとして保存することです。
- ガイド線:文字や商品を配置するための目印です。完成動画には表示しません。
1. 一枚の字幕に、情報を詰め込みすぎていないか
「持ち運びに便利な軽量設計で、収納力にも優れたバッグです」と一度に出すと、読む間に映像が進んでしまいます。「重さは○グラム」「この荷物が入ります」のように、見せている場面ごとに分けましょう。○には確認した数値を入れます。
字幕を短くするときも、大切な条件は省きません。「送料無料」と書く場合は、対象の地域や購入条件を説明します。長い注意事項は投稿文やリンク先の商品ページにも載せますが、動画の説明だけを見ても、条件を誤解しないようにします。
2. 文字の大きさと行数は、スマホで確認する
編集画面の拡大表示だけで判断せず、保存した動画を実際のスマホで見ます。二行にした字幕を表示時間内に読み終えられるか、商品名と寸法が混ざっていないかを確かめてください。
文字を大きくして商品が隠れるなら、文章を短くする、字幕を二回に分ける、別の場面へ移す方法を考えます。デザイン上の統一よりも、その場面で必要な情報が読めることを優先します。商品名や重要な数値と、補足の説明で文字の大きさを変えると、まず何を読めばよいかが分かります。
3. 背景と文字が同じ明るさになっていないか
白い壁や商品に白い文字を重ねると、輪郭が見えにくくなります。文字の下に帯を敷く、適度な縁取りを使う、配置を変えるなどして、背景から分けます。細い縁取りだけでは、細かい柄の上で読みにくさが残ることもあります。
動画は場面が動くため、最初の一枚で読めても途中で見えなくなる場合があります。字幕が出ている間を通して確認してください。商品色の説明に使う字幕なら、帯でその色を隠していないかも見ます。
4. アプリのボタンや説明文と重なっていないか
動画の右側や下側には、投稿画面のボタンなどが重なります。寸法、価格、予約方法といった大切な情報を画面端へ置かず、実際の投稿画面で確認しましょう。表示は端末や機能によって変わるため、固定の数値だけで判断しないことが大切です。
編集時には、TikTokのボタンが重なる位置をガイド線で示し、完成版を書き出す前に消します。字幕を大きくすると中央の商品に重なってしまう場合は、撮影段階で商品の周囲に余白を取る必要もあります。字幕の修正だけで無理に詰め込まないようにします。
5. 読み終わる前に字幕が消えていないか
声の速度に合わせてすべての字幕を切り替えると、内容を理解する時間が足りなくなることがあります。寸法や比較条件は少し長く残し、話し言葉は短く区切るなど、数字や説明の内容に合わせて、表示時間を変えます。
一度音を消して見て、映像と字幕だけで要点が分かるかを確認してください。数字や初めて見る商品名は、普通の一文よりも読む時間が必要になる場合があります。速い切り替えでごまかすより、一つの場面で伝えることを減らす方が読みやすくなります。
6. 改行で、商品名や条件が分かれていないか
商品名、数値と単位、短い語句の途中で分けると、読むときに引っ掛かります。単語のまとまりと画面幅を見ながら調整します。次の「/」は改行位置です。
| 読みにくい改行 | 読みやすい改行 |
|---|---|
| バッグの重さは240/gです | バッグの重さは/240gです |
| 申込みはプロフィールの/リンクからお願いいたします | 申込みは/プロフィールのリンクから |
| 初回のご利用の場合には/ご予約が必要になります | 初めての方は/事前予約をお願いします |
文字を短くする修正と、説明する内容を追加する修正は分けます。改行を直すために新しい利用条件を足したり、「初回のみ」を「全員」に変えたりしないようにしてください。改行後も、元の意味と条件が同じかを確認します。
7. 自動字幕の固有名詞と数字を確認したか
自動で作った字幕は、会社名、商品名、専門用語、数字を誤ることがあります。声と字幕の文字を照らし合わせ、価格やサイズは商品資料の数値と照合します。画面の字幕が正しくても、公開時に別の字幕が重なる場合があるので、投稿画面まで見るようにします。
修正依頼は「字幕を読みやすく」だけでなく、「12秒の寸法を二行にし、商品名と単位を分けない」「18秒の帯が留め具を隠しているので上へ移す」のように書きます。動画内の秒数、読みにくい理由、直したい状態がそろえば、やり取りを減らせます。
修正する秒数と、具体的な変更内容を伝える
まず文章と条件を確定し、表示時間、その後に配置と大きさを調整します。文章を変えた後に、元の改行や表示時間をそのまま残さないことが大切です。
| 直す箇所 | 編集者へ伝える例 |
|---|---|
| 4〜7秒:帯が留め具を隠している | 字幕の帯を上へ移し、開閉する手元が見えるようにしてください。 |
| 12〜15秒:商品名が途中で改行される | 商品名を1行に収め、条件の説明は別の字幕にしてください。 |
| 20〜23秒:読む前に字幕が消える | 案内文を短くし、読める時間だけ表示してください。 |
音を消した状態と、音を出した状態の両方をスマホで見ます。止めないと読めない箇所は、文章量か時間を調整します。字幕の見本は用意しても、商品を隠す配置まで機械的に使わないようにします。
社内の確認時間を減らす、編集ルールを作る
FUJIXIAでは、動画編集に加えて、商品名や注意事項の確認方法、字幕の配置なども相談できます。毎回同じ修正が出るなら、最初に見本を一つ決めておくと運用しやすくなります。
今の動画と「ここが読みにくい」という箇所を、SNS動画の相談フォームでお知らせください。商品が見え、説明も読める編集を一緒に考えます。
この記事に関するご相談
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