製造業の採用動画では、仕事内容、使う道具、入社後の研修、職場の様子を紹介します。工場を知らない人にも、どんな仕事をするのかが分かる説明を付けましょう。
この記事では、応募を考えている人の疑問に答える7つのTikTok企画を紹介します。撮影の安全確認と、動画で紹介した職種の募集ページへの案内も説明します。
最初に知っておきたい用語
- 採用TikTok:仕事や職場を紹介し、応募につなげる目的で使うTikTokです。
- 治具(じぐ):部品を固定したり位置をそろえたりして、作業を助ける道具です。
- 交替勤務:日勤・夜勤など、時間帯を分けて働く勤務方法です。
募集する職種を決め、応募前によく聞かれる質問を集める
組み立て、加工、検査、物流では、担当する仕事が違います。工場全体の動画を作る前に、どの職種を募集しているかを決め、面接や見学でよく聞かれる質問を集めます。
「初日に何をするか」「専門の資格が必要か」「夜勤があるか」などを、採用担当者と現場の担当者が確認します。動画で見せた仕事と募集している職種が違うと、応募後の説明が難しくなります。撮影する社員の仕事がそのまま新人の担当になるのかも確かめてください。
未経験者向けの7企画を、募集する仕事に合わせて作る
同じ製造業でも、組立、検査、物流では覚える作業と働く場所が異なります。職種名を明示し、その職種で実際に教えていることを担当者が確認します。
| 動画の企画 | 撮る内容の例 |
|---|---|
| 1. 最初に覚える作業 | 組立なら部品と手順の確認。検査なら測定器の使い方。物流なら商品の保管場所。 |
| 2. 一日の流れ | 準備から作業、確認、片付けまでを順に見せる。 |
| 3. 先輩の教え方 | 先輩が作業を説明し、新人と一緒に確認する場面。 |
| 4. 使う道具 | 工具、測定器、ハンディ端末など、募集する職種で使う道具。 |
| 5. 職場と服装 | 実際の作業場所と、必要な作業服・保護具。 |
| 6. 応募前の条件 | 勤務時間、必要な資格、未経験者への教え方。 |
| 7. 応募の手順 | その職種の募集ページで条件を確認し、応募する方法。 |
これは企画の例です。自社で初日に任せない作業を、「最初に行う仕事」として撮らないようにします。応募条件と勤務時間は、撮影時だけでなく公開前にも現在の募集内容と照合します。
「入社後に覚える作業」を一本にする例
検査の仕事なら、最初に部品と測定器を見せ、「この職種では、部品の寸法を確認する仕事があります」と説明します。次に先輩が確認する場面を撮り、「入社後は、担当者と一緒に道具の使い方と記録の方法を覚えます」と続けます。実際の教育に合うセリフへ調整してください。
最後は、動画で紹介した職種の募集ページを案内し、勤務地や勤務時間、応募条件を確認できるようにします。細かな測定の操作をすべて説明するより、仕事と教え方の関係が分かる構成にします。「簡単」「誰でもすぐできる」と言い切るより、何を学ぶのかを示した方が仕事内容が伝わります。
社員の話は、実際に困ったことと覚え方を聞く
「アットホームです」と話すだけでは、職場の様子は想像しにくいものです。「最初は部品名を覚えるのが難しかった」「作業前に先輩へ確認していた」など、経験した場面を聞きます。担当者が用意した正解を読んでもらうより、本人が話せる経験を短く整理します。
一人の社員の経験を、全員へ必ず同じ教育や働き方があるようには紹介しません。職種や勤務場所で条件が違う場合は、その点も説明します。出演者には公開する媒体と範囲を伝え、無理に出演を求めない運用を考えてください。
安全な撮影場所と、映してよい物を決める
現場の責任者が、撮影できる日時と位置を確認します。保護具、立ち入り範囲、機械の動作に合わせ、通常の安全手順を守ります。撮影のために保護具を外す、機械へ近づく、作業を急がせるといった進め方にはしないでください。
顧客の製品、図面、管理表、画面の情報が映らない場所を選びます。説明用の見本品を使う場合は、それが実際の仕事を理解する例だと分かる形にします。現場の音が大きい場合は、声を別の場所で録音すると、作業を妨げず説明を入れられます。
動画で伝える仕事内容と、入社後に担当する仕事をそろえる
働きやすさを伝えるために、忙しい場面や勤務上の条件をすべて省くと、入社前の期待と現場がずれることがあります。立ち仕事、交替勤務、覚える作業など、応募者が選ぶために必要な情報は、実際の職種に合わせて説明します。負担を強調するだけでなく、休憩や教え方、担当する範囲も一緒に見せてください。
現場取材では「最初に任せる仕事」「一人で判断しないこと」「困ったときに確認する人」を聞きます。機械の名前を並べるより、新人がどこから仕事を覚えるかが分かる内容になります。紹介した社員の経験と、現在の教育制度は分けて確認しましょう。
応募者が動画から何を理解したか確認する
| 応募者に伝わっていなかったこと | 直す説明 |
|---|---|
| 日勤のみだと思われていた | 募集ページに勤務時間と、交替勤務の有無を書く。 |
| 違う職種への応募が多い | 動画に職種名と、実際に担当する作業を入れる。 |
| 教え方について何度も聞かれる | 先輩が説明する場面と、仕事を覚える順番を撮る。 |
| 面接前の辞退が多い | 勤務地、勤務条件、応募後の連絡方法が分かるか確認する。 |
応募数、面接実施数、採用数を職種と期間で分けて記録します。投稿の開始前後で募集条件やほかの求人広告が変わっていれば、その情報も残してください。応募が少ない段階では、件数だけで動画の良し悪しを決めません。応募者の質問を確認し、伝わっていなかった仕事内容を次の動画で説明します。
採用ページまで、同じ職種の情報を案内する
あなたの会社の仕事紹介動画を見た人には、その職種の仕事内容、勤務地、勤務条件、応募資格を確認できる募集ページを案内します。別の職種の募集へ送ると、動画で見た職種に応募できるか分からなくなります。
見学を受け付ける場合は、予約方法と参加条件を載せます。募集が終わった後も動画が見られるので、公開中の案内を確認する担当者を決めてください。応募時には、求人を知ったきっかけと、応募者から寄せられた質問を記録し、応募数だけでなく、動画で紹介した職種へ応募しているかも確認します。
工場の仕事内容を紹介する動画を制作する
FUJIXIAでは、現場の作業と応募前の質問をもとに、企画・撮影・編集を支援します。一般的な採用企画は、採用TikTokで仕事内容を伝える方法でも紹介しています。
お問い合わせフォームから、募集ページと撮影できる工程をお知らせください。仕事内容と働き方が伝わり、現場の安全も守れる制作計画を整理します。
この記事に関するご相談
制作や集客について、お気軽にご相談ください。内容を確認し、担当者よりご連絡します。
