企業のTikTokを始めるときは、何を伝えるか、誰が制作するか、誰が内容を確認するかを決めます。商品情報と撮影するものをそろえてから、最初の動画を作りましょう。
この記事では、初投稿までの準備を7日間で進める計画例と、最初に作る3本の動画を紹介します。社内の予定に合わせて日数を調整してください。
最初に知っておきたい用語
- 運用:企画、撮影、編集、投稿、結果の確認を続けることです。
- 台本:動画で見せる順番と、話す言葉を書いたものです。
- 素材:編集に使う映像、写真、音声です。
- プロフィール:アカウントの自己紹介欄です。会社名、扱う商品、サイトへのリンクなどを載せます。
自社の商品や仕事について、お客様によく聞かれることを集める
「競合が投稿しているから」だけでは、TikTokへ使う予算の判断ができません。接客や営業で繰り返し説明していること、購入や応募の前に確かめてもらいたいことを集めます。動きや実物を見せると伝わる内容があるかを確認しましょう。
| 目的 | 動画の内容と準備するもの |
|---|---|
| 商品の購入を検討してもらう | サイズの違い、使い方、届く内容を見せます。商品の実物、寸法などの仕様、販売ページを用意します。 |
| サービスを知ってもらう | 作業の流れや依頼前の準備を紹介します。公開できる作業、対応地域・内容、相談方法を確認します。 |
| 採用につなげる | 仕事内容、教え方、勤務場所を見せます。現在の募集条件、出演する社員、採用ページを用意します。 |
TikTokで紹介する商品やサービスのページを、先にスマホで開いてみてください。送料や予約方法が見つからない場合は、そのページを直します。動画を見て自社のサイトへ来た人が、購入や予約をするために必要な情報です。
最初の投稿は、目的を1つに絞る
商品販売なら「通勤バッグを選ぶ人へ、荷物を入れた状態とサイズの違いを見せる」。採用なら「未経験で入社を検討する人へ、最初の作業と教え方を見せる」。対象と知ってほしいことを一文にします。
最初の3本では、必要な映像が撮れるか、社内で確認を終えて公開まで進められるかを試します。再生数だけで運用の成否を決めず、制作に必要な時間と担当者の負担も確かめましょう。初月の制作費と社内で使える時間を決め、反応と制作の負担を見て次の本数を選びます。
撮影前に、担当者と紹介するページを決める
担当は、企画と制作を進める人、商品情報を確認する人、公開を承認する人です。小さな会社では同じ人が兼ねても構いません。ただし、誰の返事を待っているか分からない状態は避けます。
商品名、価格、寸法、販売先は、一つの資料にまとめます。口頭の説明と古いカタログが混ざると、動画とサイトの内容が食い違います。プロフィールには会社と扱う内容を示し、利用できるリンク機能を確認して、商品やサービスの案内へつなぎます。
アカウントの種類によって、使える機能や音楽の条件が異なります。TikTok公式のアカウント案内を確認し、企業の発信に合う種類を選びましょう。私物のアカウントをそのまま使う場合も、会社が管理を続けられるかを確認します。
初投稿まで7日間の準備表
次は、社内で商品と手元を撮り、短い動画を3本作る計画例です。撮影前の確認をまとめ、完成後に企画からやり直す負担を減らします。
| 日程の例 | その日にすること |
|---|---|
| 1日目 | 誰に何を伝えるかを一文で決め、紹介する商品のページを用意します。 |
| 2日目 | よくある質問を集め、最初の3本のテーマを選びます。 |
| 3日目 | 映像の順番と話す言葉を書き、価格や寸法を確認します。撮る場面も一覧にします。 |
| 4日目 | 商品の全体、細部、使う手元を撮ります。映像は動画ごとに分けて保存します。 |
| 5日目 | 映像を編集し、字幕を付けます。スマホで見て、直す箇所を書き出します。 |
| 6日目 | 担当者が内容を確認します。自己紹介欄、リンク先、投稿文も整えます。 |
| 7日目 | 最初の動画を公開します。残り2本の公開日と、反応を確認する日を決めます。 |
撮影日が一週間先になる会社なら、この計画を二週間に広げます。確認する人が不在の日に締め切りを置かないことも大切です。日数を守るために、正確な商品情報の確認を省く必要はありません。
最初の3本は、紹介・実演・利用前の質問に分ける
同じ説明を言い換えて3本にするより、疑問を分けて撮影します。次は事業別の企画例です。自社の条件で説明できる題材を選びます。
| 事業 | 最初の3本の動画例 |
|---|---|
| バッグ販売 | ①通勤で使う場面と商品名 ②同じ荷物を2サイズのバッグに入れた比較 ③持っているPCが入るか確かめる方法 |
| 飲食店 | ①ランチの料理・価格・場所 ②一人分のセットに含まれる料理 ③一人席の有無と予約方法 |
| 設備保守 | ①対応する設備と地域 ②公開できる点検作業 ③初回相談で伝える型番と不具合の説明 |
| 採用 | ①募集職種と勤務場所 ②最初に覚える仕事と先輩の教え方 ③応募条件と選考の流れ |
商品紹介では寸法や材質、採用では現在の募集条件を、担当者が確認します。撮影日は、3本で共通して使う映像を先に撮ります。その後、各動画に必要な実演や説明を追加します。
公開前は、スマホで三つを確認する
まず、最初の場面だけで何の動画か分かるか。次に、字幕が小さすぎたり、アプリの表示と重なったりしていないか。最後に、動画を見た人がプロフィールからサイトへ進み、紹介した商品の販売ページを見つけられるかを確認します。
商品がよく見える動画でも、別のサイズのページへ案内していれば迷います。価格、在庫、注文方法など、購入判断に必要な情報もリンク先で確認してください。動画の出来と、見た後の使いやすさはセットで考えます。
初投稿の後は、次の一本に使える質問を残す
最初の数本で、再生数の基準を決める必要はありません。どこまで見られたか、商品に関する質問が来たか、プロフィールやリンク先のページに進んだかを記録します。集計するときは、公開から同じ日数がたった投稿同士を比べましょう。
「このPCは入る?」と聞かれたら、次はPCの寸法と、バッグに入れた状態を撮る。途中で見られなくなるなら、本題へ入るまで長くないかを見直す。届いた質問や視聴データをもとに、次の動画で説明を足すこと、短くすることを一つ決めます。
立ち上げの後の計画は、自社メディアとしてTikTokを育てる方法で紹介しています。
FUJIXIAと、最初の企画から制作を進める
何を撮ればよいか決まらない場合は、商品とよくある質問を整理するところから始められます。FUJIXIAは、動画の企画・撮影・編集とSNS運用を支援します。社内で撮れる素材があれば、編集を任せる分担も選べます。
お問い合わせフォームから、商品URLと社内で撮影できるかをお知らせください。最初の3本で何を伝えるか、誰が確認するかを決め、投稿までの予定を具体的にします。
この記事に関するご相談
制作や集客について、お気軽にご相談ください。内容を確認し、担当者よりご連絡します。
