法律事務所の内部リンクは、関連する業務案内・料金ページ・法律コラムをつなぎ、必要な情報を見つけやすくします。SEOでは、重要なページをGoogleが発見し、内容を理解する助けにもなります。相続分野を例に、ページの構成、リンクを置く場所、案内文と確認方法を解説します。
最初に知っておきたい用語
- 内部リンク:同じサイト内の別のページへ移動するリンクです。
- アンカーテキスト:リンクとしてクリックできる文字です。
- パンくずリスト:トップページから現在のページまでの位置を示す案内です。
1. 内部リンクで、どのページが何を説明するかを分かりやすくする
相続の相談先を選ぶ人と、相続の費用だけを調べる人では、最初に読むページが違います。業務案内にすべての説明を詰め込む代わりに、詳しい費用や初回相談の記事へ進めるようにします。記事側からも関連する業務案内を開けると、全体の関係が分かります。
Googleは、リンクをページの発見や関連性の理解に使います。重要なページが別のページからたどれること、リンクの文言が具体的で内容に合うことを確認しましょう。Googleのリンクに関する公式案内を参照できます。リンクを増やすだけで順位が決まるものではありません。
2. 相続の業務案内を中心に、関連ページを整理する
次は、相続を扱う事務所のページ構成の例です。実際の業務と公開ページに置き換えてください。各ページで答える質問を分けると、必要なリンク先を選びやすくなります。
| ページ | 答える主な質問 |
|---|---|
| 相続の業務案内 | 何を依頼できるか。担当弁護士、対応地域、相談方法は何か。 |
| 相続の費用ページ | 相談料と依頼費用はいくらか。追加費用の条件は何か。 |
| 相続の初回相談の記事 | どんな準備をするか。資料がない場合はどうするか。 |
| 相続に関する法律コラム | その制度や手続きについて、何を知っておく必要があるか。 |
| 事務所へのアクセス | どこにあり、どう来所するか。 |
業務案内から費用・初回相談・関連コラムへ案内し、それぞれのページから業務案内へ戻れるようにします。同じ分野の関連リンクを置くことで、読者が次の疑問を調べやすくなります。
3. リンクは、疑問が生まれる説明の近くに置く
記事の末尾にリンクを並べるだけでなく、関連する説明の近くから詳しいページへ案内します。費用に触れた段落では料金の詳細へ、面談準備の段落では相談前の案内へ進めるようにします。本文と関係のないリンクを毎段落に追加する必要はありません。
| リンクを置く箇所 | 案内文の例 |
|---|---|
| 相続の業務案内で費用に触れた箇所 | 「相談料と依頼費用は、相続の弁護士費用をご確認ください。」 |
| 初回相談の記事で対応分野に触れた箇所 | 「依頼できる業務は、当事務所の相続相談の案内をご確認ください。」 |
| 業務案内で面談に触れた箇所 | 「相談前の準備は、相続の初回相談で持参するものを紹介しています。」 |
| 来所について説明した箇所 | 「所在地と入口は、事務所へのアクセスをご覧ください。」 |
この例では「相続の弁護士費用」「当事務所の相続相談の案内」など、リンク先の内容が分かる部分をリンクにします。料金を説明している文章から、無関係な分野の記事へ飛ばさないようにします。
4. 「こちら」だけでなく、リンク先で分かることを書く
| 内容が伝わりにくい文言 | 内容が分かる文言 |
|---|---|
| 詳しくはこちら | 相続の相談料・依頼費用を確認する |
| 関連ページ | 相続の初回相談で持参するもの |
| サービスはこちら | 企業法務の顧問契約で相談できる業務 |
すべてのリンクに長い検索語を入れる必要はありません。文章の流れに合う、簡潔な説明を使います。同じページへのリンクでも、段落の内容に合わせて自然に書けば十分です。
5. WordPressでは、公開ページへの通常のリンクを使う
WordPressの編集画面で案内したい文字を選び、リンク先の公開URLを設定します。管理画面やプレビューのURLでは、読者が本文を開けない場合があります。公開後は実際のページでリンクを押し、目的の内容が表示されるかを確認します。
HTMLでリンクを作る場合は、通常の<a href="リンク先URL">案内文</a>を使います。Googleが読み取れるリンクにするため、見た目だけの文字や、移動先が分からない操作に置き換えないようにします。
6. メニュー・パンくず・記事一覧も確認する
本文のリンクに加え、取扱分野の一覧から各業務案内を開けるかを確認します。パンくずリストがある場合は、現在のページがどの分野に属するか、上のページへ戻れるかを見ます。カテゴリ名も「その他」だけではなく、読者が記事を探せる名称にします。
新しい記事が記事一覧にはあっても、関係する業務案内から見つけにくい場合があります。重点分野のページから、必要な記事へ順にたどって確認してください。重要なページを特定のクリック回数以内に置くだけで順位が上がる、という決まりはありません。
7. 公開後に、リンクの動作と検索データを確認する
- スマホで案内文を読み、押した先が期待した内容か確認する。
- 削除したページや古いURLへのリンクを修正する。
- 同じ段落で、同じリンクが不自然に繰り返されていないか確認する。
- 業務案内・費用・コラムが、サイト内からたどれるか確認する。
- 変更日を残し、対象ページの登録状況と検索語別の数字を確認する。
Search Console(サーチコンソール)は、Google検索で使われた検索語、クリック数、ページの登録状況などを確認する無料ツールです。
リンクが使われた回数と、検索順位の変化は別の数字です。検索データが変わった場合も、本文の追加や競合の変化などを合わせて見ます。内部リンクだけの成果と決めつけず、Search Consoleを使った改善方法で対象ページの変化を確認しましょう。
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参考資料
編集・発行:合同会社FUJIXIA。公式資料を確認し、記事構成と説明例を作成しています。本文の検索語・原稿・金額・数値の例は、顧客の実績ではありません。更新日:2026年10月15日。
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